----- しゃわーぼーい 日誌 10/06/26 -----
| ・よしさん・私 ・おまる・  ゆうゆ油壺サポーターズ皆様 曇り〜雨 ・ 気温３０度 ・南西５m〜０m〜南１３〜１５m |
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おまる日記より
しゃわーぼーいを初島ダブルハンドに出したいなあ〜・・・
と思っていたけど、
自分にはそんな力量や体力、その他もろもろはないし、自信もないし、、
と思っていたら、
YOSHIKAZUさんが乗ってくれることになり、
jibjibさんとYOSHIKAZUさんコンビで
「しゃわーぼーい初島ダブルハンド初参加」 となりました。
| 船上 |
おまる日記 |
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 いよいよちびっ子船の大イベント「初島ダブルハンド」。 日の出と共に出発なので前夜入り。 おまるにホラホラみんな行っちゃったよーと ケツを叩かれて５時前に出発〜    海面に出てみると杯数は少なめ。 結局、壷組の出航が早かったようで 後ろからも結構、船が居る。 海面に着いて少しすると続々と集合。   本部船にエントリーついでにご挨拶。 「ちゃんと帰って来るまで待っててね〜〜」と。 そうしたら「早く帰って来て〜」だって（笑）  さすが７０艇を超えるスタートはいい感じ。     が、久々の１０分前スタートでいざ時計を合わせようと思ったら、 １０分のカウントダウン設定が判らない。 仕方が無いので４分前に取ればいいよね〜と言ったものの、 見逃して時間判らず。    ちょい遅れで取ったつもりでしたが、結局１分遅れ〜（笑）  初島へ向うのに、何故か苦手な真上りの風。 角度がY-21s・Y-23よりかなり悪い… これが初島まで続くかと思うと先が思いやられる〜    スタート時はちょうど良い風で、スタートしたらポートに返して、 相模湾北側にある、高速道路伝説に従い潮に乗る為 北上する作戦を取る。  伊東レースの時はプロパーですが、 今回は逗子からスタートなので下心をだして… スタート後、１時間くらいは全体の中団後方をキープ。 あとは追い潮に乗って一気に抜かす予定！ |
みんなで4時起き。  朝の出発前の油壺。 みんな行っちゃったところで、 uzy艇も見学にしゅっぱーつ。  アウター側から見学。 
 
 江ノ島の名艇・アリ艇  我がしゃわーぼーいは？？？と思ったら 本部艇のほうにちぃーーさく見える ･ ･ ･。  jibjibさんから託された望遠のカメラで 一応写真とったけど、みえるかなあ・・・。 目の前では若艇長の船がスイーーっと ゴボウ抜きを見せてくれました。    素晴らしい！ そして、見学終了し、油壺へ。 uzyがひまだなあ、どうする？江ノ島でも行くか？ といってくれたので、ハイ、行きます！ ってことで、 ゆうゆとuzyと三人で江ノ島へ。 行き、追っ手で舵をもたせてもらいましたが、難しい ･ ･ ･。  船酔いしない二人でほんと良かった 江ノ島に到着し、 ここでゆうゆは帰宅。 我々はのだっちの船のまつきーオーナーにご挨拶。 結構出来上がっていらっしゃいました 帰り、uzyと江ノ島ダブルハンド。 途中まで、また舵の練習しました。 ああ、楽しかった〜。 そのあとは壺で時間を潰してみんなの帰りを待っていました。 でも、しゃわぼの位置が気になるので、 伊東で観覧艇をだしているたまちゃんに13時半電話。 すると、「あれ、そうかな？遠くにみえるよ〜」 でも、たまちゃん艇はトラブルが発生しているので撤収とのこと。 まあ、風がないからきついかもね。 なんて話しているうちに フィニッシュした船が だんだんと壺に戻ってきました。 |
キワムさんHPより
ちょうどメインを見ていてハリヤードはゆるい。と話してる所ですね。これ。
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角度は悪く北側に吸い寄せられて行くが、 潮の高速道路がある事を信じて気楽に走り続ける。 が、逆に向い潮が強くなってくる。向い潮１kt。 その潮目を越えたら高速じゃない〜！？ なんて船上は盛り上がりつつも、 真鶴の三ツ石がこえられない角度になってくる。 |
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高速の入口！？はどこ〜？？？と言いながらタックを繰り返すが、どんどん風も落ちてくる。 １２時ころになっても高速にはたどり着かず。 が、初島も見ているのだが先行艇が回った気配がない。 初島の裏にかなり居て、みんな無風で待っていてくれているのか！？ ラッキー〜〜さぁ、頑張ろうーと。 がんばろーっとしているが、風がなく艇速１〜２ktで危険な気配が漂い始める。 |
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先行艇は鏡の様な水面の上で止まっている。 一生懸命ブローをつかみながら少しずつ進ませる。 その前にもよしさんにティラーを渡していたが こんな時は人が変われば風が来るかもなどと言い訳をしてティラーをまた変わる。 ほんの少しずつだが初島には近づいているがそこはより一層の無風帯。 回ってしまえば一応？フリーは走るよ〜それまでのお楽しみ。 などなど訳の分からぬ？励ましをしながら初島北側に滞在。。。 無風のため舵は効かず、回り出す始末。 ついに周りの船はエンジンをかけて帰り始める方も出始める。 結局、ハイウェーも見つからず。 その無風にもはまり初島を回ったロールコールが１６時５７分。 |
当然、ジェネカーをすぐにあげて走り出す。
さっきまでの無風が嘘の様に順風に。
艇速も７ktが出る様になってくる。
ちなみにフィニッシュラインへの到着時間を
GPSで見てみようか〜と。
タイムリミットはスタートから１４時間後の２１時。
GPSを見ると〜〜
「フィニッシュ時間の発表です！なんと２０：５９」。
比較的？前向きで楽観的な二人は、
「なんだ、１分あるから間に合う間に合う（笑）」と大喜び！？
| 船上 |
おまる日記 |
| 風もドンドンあがっておそらく１０mを超えてくる。 艇速もMAXで１０．６kt〜〜！！！ GPSの時間も減る２０：５０着。 ジェネ回収か何かトラブったらOUTかなぁと 心配が常づね脳裏をよぎる。 まっ、予定通り、ブローチングも楽しみ！？ 風もより一層あがりセールをシバーしても船が起きない。 １８：３０頃。 仕方が無いので、ジェネをダウンする事に。 が、ここで問題！？この二人でジェネダウンをした事が無い。 ダブルハンドはおまるといつもの事だけど（笑） 暴れまくるスピンシートを握り よしさんに「ハリヤード切って〜〜」 「ハリヤード切って〜〜」 と叫ぶ。 よしさん「きれない〜」（笑） かなり格闘。握力が無くなってくる〜 よしさんもティラーと体のホールドで しかもスピンハリが元々ウィンチに巻きながら 切りづらい状態。 なんとかハリヤード切ってもらい回収〜 暴れるジェネを押さえながら、 今度は、ガイを切って〜〜と。 ガイは私の近くにあるのだが手が離せない。 ジェネのガイからたれるセールが漁を始めた。 「タックしちゃって〜」 これで、ギリギリで無事に回収。ジブにチェンジ。艇速は７kt。 まぁちょうど日没だったので仕方ないか。と。 到着時間を見ると今度は２１：００着。 本部船の時計が電波時計なら間に合う間に合う。 と走らせる。 走って行くと徐々に時間が縮まり着時間が２０：５０になる。 二人は「１０分前のフィニッシュは感動が薄いから、１分前まで待つか？」 「本部船の時計が進んでたらどうする？？」 などと冗談を言いながら真っ暗闇を走り続ける。 風は１２〜３mはあると思うが船上は互いに信用しているせいか、 案外、気さくな感じ。 まぁ、ティラーを握っているよしさんは ピッチングとローリングの嵐で神経をすり減らしていたと思いますが。 |
さち風のゆきちゃんが戻ってきて 「結構、風があがってきてるから、jibjibさんもどこかに入港して 船を置いてくることを考えてるかもよ〜」 uzyとそれはないだろうね、、、といいつつ、 あの船で風が上がってくると大変なのは 身に沁みているのでちょっと心配。 Bリボンも帰ってくるも、いっこうにしゃわぼの気配はせず。 油壺の住人の方々も心配して、待っていてくれる。 |
２０時頃には三浦半島の明かりもばっちり目視。 間に合う間に合うと！ 着時間もあまり変わらず。 グングンとフィニッシュに近づく。 夜間は、本部船が黄色の回転灯を点けてくれるとのことなので黄色の明かりを探す。 鎌倉方面の明かりと混ざって見えづらくよく見えない。 すると、GPSが指す方角よりも少し、右手に黄色のチカチカするものを２つ発見！！ 本部船だ〜とそこを目指す。 GPSとは若干角度がずれるので着時間も２０：５５となる。 ジャイブをしてアプローチを始める。 ２０時３０分頃。 だいぶ近づいて、一応、黄色の明かりが見えるが、 GPSの指すアウターマークから黄色の距離が長過ぎる。 ずーっと探し続けると、一瞬、波の上に航海灯と黄色が見えた。 もしかして、GPSが指している方向のアレじゃない！？ ずーっと見ていてたまに波の上で見える。 ここでオーバーセール等したらタイムリミットになってしまう。 強風の中、ジャイブジャイブで向う。 この頃、ブローで１５mちかく。 船が勝手に切り上がろうとする。 本部船の近くまで着て、目視すると、 かわいそうに本部船は荒波の中３７ftもあるのに 波でジャンプ！ジャンプ！してました。 ２０：４７：４４ 無事に最終艇としてフィニッシュ。 |
20時、Eンゾのオーナーが とりあえず、フィニッシュしたか確認しよう、 とレース本部に確認してくれると、 まだ頑張っていることだけがわかる。 そして、帰ってきても食べるところは閉まってるだろうから、 と、とりすきの準備。 また、みんなおしゃべりしながら待っててくれる。 |
| フィニッシュはしたけど ここからはまた上りで壷まで帰らねばいけない。 こっちの方がある種、大変！？ワンポンを入れて、機帆走。 波はパルピットより高い所で白波を巻いてくる〜〜 （おまるにフィニッシュ連絡をしようかと思ったのですが、 あまり余裕？体力？が無くて電話しなくてごめんなさい） 戻り始めるとフィニッシュ出来なかった後ろの２艇も戻って行く。 さぞかし悔しいだろう。 最後まで諦めないのがうちよりも後ろにまだ、２艇も頑張っていた。 多少？頭から波を被りながら無事に荒崎を越える〜 燃料がギリギリなのでタンクを付け替える事に。 網もあるし、夜だし、湾口でガス欠になったら目も当てられないので。 燃料を付け替えて間もなくエンジンがストップ。 コネクターがちゃんと入っていないのかと思ったが、 燃料を吸い上げるシュポシュポが吸い上げない。。。 |
21時、カリンのフルフルがまた、レース本部に確認してくれる。 「しゃわーぼーいの関係のものですけど、心配で、、 え？リミット10分前にフィニッシュ？」 やったー あとは無事に戻るだけだね。 って、、、 またみんな待っててくれる。 シラスチームの発案で何時に帰ってくるか、当てよう！と予想したり。。 （賭けてはいませんよ） たいぞー丸のたいぞーさんが寒そうだったので、いいよ、って言ったら 「戻ってきたら絶対起こしてね！」と。。。 |
| 迷わず、uzyに電話。エンジンがかからない〜〜 強風なのであっという間に湾口へ到着〜 ピッタリのタイミングでuzyたちが迎えに来てくれた。 さくっとセールを下ろして引っ張って貰う。 |
そして、さすがに朝早くて疲れたuzyがイスでうたた寝していると電話。 「ん？？赤白ブイでエンジントラブル？わかったすぐ行く。」 どの船出す？ アルカンもでるよ、かりんでもいいよ、WINGSもでるよ、と。 ありがとう。 WINGSにとーちゃん、uzy、 そしてレースで疲れているだろうふるふるも乗ってレスキュー。 |
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| 壷に入ると、全員総出で、着岸する船の両脇に立ってスタンバイしてくれている。 本当にみんなありがとう。感動・感謝です。  壷到着が２３時。１８時間の旅でした。 結局７０マイルくらい走りました。 |
セーリングで湾入り口まで戻ってきていたので、すぐに曳航。 湾内に入っていくと、しゃわぼの係留スペースの両脇の船に 残っていたメンバーが待機していてくれました。  みなさま、本当にありがとう。 壺のチームワークにほんとに感動でした。 |
 陸に上がってからは 今まで無いくらい陸酔い、すっごく揺れてる〜 すっごく揺れてましたけど。美味しく料理を頂きました。 レースを一番長く楽しんだ！？だけではなく 何から何まで一番サポートされた気がします。 本当に本当にみんな有り難うございました！ |
そして、とりすき、、、 ほんとは私が作るはずだったのですが、 かーちゃんが作ってくれて。。。 いつもいつもありがとう。 とりすきパーティ、23時スタートです！  ダブルハンドにでたみなさま、本当にお疲れ様でした。 見てるだけでも、楽しかった〜。 そして、サポートチームの私をサポートしてくれた皆様、 ありがとうございました。 良い週末でした。 |
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燃料ホースは新品を買いました。 |
寒色〜暖色でスピードです。青２kt以下・赤が９kt以上
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翌朝から表彰式〜 順位はフィニッシュに間に合っただけで 今回は気にせず満足満足。 |
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なんと嬉しい事に最終フィニッシュ３位から表彰がありました。 ３位、２位、と来て見事栄えある 最終フィニッシュ１位を取りました〜 いやー真ん中の順位よりも嬉しいかも（笑） 日頃、挨拶はおまるの仕事ですが、 この時は素直にマイクを握りました。 |
最後まで頑張って表彰された３艇〜
AYCチーム
